更新 2020.2.2 11:08閲覧 8031

インフルエンザを自宅療養する時の注意点

2017年末にインフルエンザに罹患した。運悪く病院が休みの間に48時間が経過したため「これでは今更インフル薬を投与しても効かない」と自己判断し自宅療養に切り替えた。 それにしてもこの時のインフルエンザは性悪なのか、幾度か黄泉平坂の手前10kmくらいには差し掛かった気がする。今後またこのような事態に陥った際のために、経緯と対策を記しておく。

 ★注意★   あくまでも個人的な記録なので参考程度にご覧下さい。

 ※2020年2月2日追記。   ここで紹介している対処法は、免疫力を高めてウイルスを死滅させることが目的でした。   個人的には、スポーツドリンク最強だったと感じています。(熱の出始めから飲んでおけば良かったと後悔)   食欲が無い時でも喉は乾くので、スポーツドリンクで少しでもカロリーを摂取したことにより、HPが回復したのだと思います。   ところで、この記事は、2020年現在絶賛流行中の新型コロナウイルスに対しても、ある程度は参考になるかもしれませんが、   どのような病気であれ、「あ、ちょっとヤバイかも」と思った時には病院に行くことをお薦めします。

1. 経緯

約1週間ほど激しい頭痛が続く。  ↓  発症  爆弾低気圧で気温低下。身体が冷えて低体温になる。血尿が出ると同時に38.5度〜39.3度の熱が出る。(発症初日)  ↓ 身体を温めながら、1時間おきに250〜350ccの水分を摂取する。(発症初日〜14日まで継続)  ↓ 6時間以上も39.3度の高熱と激しい頭痛が続いて眠れないため、アセトアミノフェン系の薬(タ●レノール)を飲む。(発症初日の深夜) Tylenol.JPG  ↓ 薬を飲んで数時間経つと37.8〜38.5度まで熱が下がるが、薬が切れると39度台に戻ることを繰り返す。(発症後2〜3日)  ↓ 体温の乱高下で体力が一気に低下したので薬を飲むのを止める。熱は37.5〜38.8度を行ったり来たり。血尿は少しづつ回復。頭痛は変わらず。食欲なし。(発症後4〜7日)  ↓  小康状態  血尿がほぼ治まる。食欲戻る。熱は37.5〜38.5度を行ったり来たりするものの、起きていられる時間が少し増える。(発症後8〜10日)  ↓  ぶり返し  治ってきたかと喜んだのもつかの間、いきなり熱が上昇。昼間は38〜39度、夕方から深夜にかけて39〜39.9度に。血尿が治まっていたことから肚を括り、頭寒足熱を徹底してウイルスを死滅させることにする。ほぼ食欲なし。(発症後11〜12日)
頭痛について 「激しい頭痛」の具体的な症状と対処法を追記。 こめかみの血管が脈打つ頭痛。  ↓ 38度〜39.9度になる。  ↓ 熱い血が頭蓋の表面を圧迫するような感じで苦しむ。  ↓ 頭痛が悪化して眠れなくなる。  ↓ 効率的にこめかみを冷やせれば頭痛が軽減し、酷い症状を軽減することができると考える。  ↓ 凍らせたタオルを折り曲げてこめかみに当てたところラクになり、ようやく眠れるようになった。  ↓ タオルが溶けて額を覆う頃には効果が無くなるものの、安価な上に最も効果が高かった。 ※頭痛&高熱に寒気が加わった場合、首の周りや手足のリンパ節を冷やすと頭より身体が冷えて苦しかったが、「額とこめかみに凍らせたタオルを当てる」+「湯たんぽ」の組み合わせだと頭寒足熱になり症状が緩和された。
 ↓ 凍らせたタオルで頭を冷やし続けた結果、36.8〜37.5度まで熱が下がった。しかし頭痛は続いており、水分不足になると弱い血尿になる。やや食欲が戻ったものの栄養不足なのでスポーツドリンクを摂取。(発症後13〜14日) AQUARIUS.JPG  ↓ 36.5〜37.3度まで熱が下がる。大量に汗をかき、一日に4〜5回着替える。水分摂取の間隔を空ける代わりに摂取量を増やす。鈍い頭痛が残るものの日中は起きていられるようになった。食欲が戻る。(発症後15〜16日)  ↓ 治りかけ 終日36度台(平熱)に戻る。頭痛は若干残るものの、血尿が治まり、普通食〜回復食を食べられるようになる。(発症後17〜18日)  ↓ 体力が著しく衰えているため、養生する。(発症後19〜21日)

2. 対処

身体を温める
湯たんぽ最強。
yutanpo.JPG
水分を摂る
基本は湯冷まし。体力が衰えている時はスポーツドリンク必須。
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頭を冷やす
額とこめかみはトコトン冷やす。寒気が無い場合には、後頭部や首の周り、手足の付け根(リンパ節)を冷やすとラクになった。
治癒後、頭痛対策として凍らせたタオルを常備することにした。
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消化の良い食事を摂る
干し椎茸と昆布出汁の卵葱入り麺類なら摂取できた。
Tsukimiudon
ひたすら眠る
汗をかいたらシーツとタオルケットを取り替える。
Bed sheet

3. 反省

  1. もっと早目に動物性蛋白質を摂取すれば良かった。
    ramen.JPG
  2. もっと早目に湯たんぽを使えば良かった。
    yutanpo.JPG
  3. やむを得ない事情とはいえ人混みに行かなければ良かった。
    Comicmarket62_00.JPG

4. 今後の対策

  1. 体温を保持する為の努力を惜しまない。
  2. 体力を維持する為の努力を厭わない。
  3. 日中は3時間おきに水分補給する。
  4. 次の感染に備えて物資を揃えておく。

役に立ったビタミン類

闘病中に密林やネット薬局で色々と購入したもの。参考程度にご紹介。
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ビタミンC、カワイ肝油ドロップ、チョコラBB、ビオフェルミン。
ビオフェルミンは腸内細菌の調子が悪い時に使う程度で良さげ。口角炎にはチョコラBBが鉄板。

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コラーゲンペプチドを摂取した後、肌や唇のガサガサした状態が治まった。
今回は高熱と栄養不足で唇が荒れ、寝ている間の呼吸が苦しかった。鼻呼吸ができない状態で口呼吸も困難になると苦しみが倍増する(涙目)普段からコラーゲンを摂取することの重要性を痛感した。

コメント

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