更新 2019.3.21 17:39 1287

【お取り寄せ実食】岐阜・岩村の松浦軒本店のカステーラと栗づくし和菓子を堪能ス。

2018年秋にささやかな祝い事があった。 世間一般的にはちょっとお高いお店でお食事したり、どこかに旅行したりするのだろうが、外食コワイネ病を患っていることから、「いつか味わってみたい●●」を取り寄せることに決めた。 そこで、かつて日経サイトで連載していた「列島あちこち B級グルメ」で紹介されていた、「岐阜の元祖カステラ」にターゲットロックオン。折角だから元祖の店で…と「松浦軒本店」さんのサイトを拝見したところ、旬の栗を使った美味しそうなものが! 栗100%の栗きんとんに栗羊羹とはどのような味なのか…。 岐阜の地にはどれだけの栗の木があるのかと、胡桃エリアに住む東北人としては羨望の眼差しを向けながらFAX注文。FAXなんて何年ぶりかと思いつつ、ドキドキして待っていたところ、指定した日時に無事到着。なんだかもういろいろと感慨深いまま煩悩にひた走って甘味を貪った記録を覚書として残す。 交通費やその他諸々を考慮すると旅行に腰が引けてしまう懐事情でも、現地のお店から送ってもらうことができる時代って素晴らしい。インターネット万歳である。 ちなみに、松浦軒本店さんのカステーラは、カステーラという名前のケーキであった。 恐らく、市販のカステラより源流に近いのだと思う。個人的にはこちらの方が好み♪
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取り寄せたのは、歌子・柿セット、栗ごのみ詰合、栗むしようかん、綾錦。 自家消費なのに贈答品を選んだのは、遠方なので型崩れを避けたかったからだ。 栗むしようかんと綾錦は型崩れの心配がなさそうなので単品注文した。

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FAXで注文した約1週間後、指定した日時に届いたダンボール。 昨今のネットショップに慣れた身なので、ちょっとドキドキしたがヨカッタヨカッタ。 ちなみにダンボールにもお店の名前が印刷されており、立派なものだった。
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今回注文した商品一式。 特に何も言わなかったが、お店の紙袋とビニール袋をつけてくれた。有り難い。
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贈答品紹介のリーフレットも入っていた。 ホームページよりも品揃えが多いことが判明。
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さっそく、「歌子・柿セット」3,050円を開封。 写真だと分かり辛いが、包み紙が大変立派な和紙である。
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包み紙を丁寧にはがすと、薄黄色の金銀振りの和紙で作られた菓子箱の蓋に 綺麗な紅葉の掛け紙が。恐らく春夏秋冬で柄が異なるのだろう。 ここまで和風の高級感漂うお菓子なんて数十年ぶりかもしれない。
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箱の蓋を開けると、ふわりと甘い香りが漂った。 商品紹介の小さなリーフレットも風情のある作りで見応えがある。
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「歌子・柿セット」全景。 ジャジャーン♪と口ずさみたくなる。
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次は「栗ごのみ詰合」5,400円。なかなかのお値段である。 これにも紅葉の掛け紙が掛かっているのだが、美しいというよりゴージャスな感じ。
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栗ごのみ詰合の箱をひっくり返したところ。きらびやか且つ固い和紙であった。 松浦軒本店のホームページを拝見した折に、 妙に箱代が高いような気がしていたのだが、このクオリティなら納得である。 というか、この箱を単品で買ったらもっと高いと思うのですが!
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ずっしり重い、高級感溢れる箱の中には、 これまた高級感溢れる羊羹と栗きんとんの詰合せが鎮座していた。
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いざ実食。パラフィン紙に包まれたカステーラから漂う卵と砂糖の甘い香りが堪らない。
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パラフィン紙に包まれた焼き菓子を頂く時の基本作法。 この、包丁でこそげ落としたところが香ばしく甘く旨い。
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写真左上から時計回りに、カステーラ、御殿柿、栗きんとん、歌子の里。 カステーラは元祖カステラというよりは、「カステーラ」というケーキである。 御殿柿は、ねっとり甘い市田柿にホロホロした栗きんとんが何コレ美味しい。 栗きんとんは、栗ってこんなに香り豊かで甘いものだったのか〜と嘆息するばかり。 歌子の里は、この中で最も洗練された感じのスッキリした甘さ。 全てが由緒正しき品格ある美味しさだった。量より質、という言葉を体感した。
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歌子の里は、綾錦と同じ、栗きんとんを蒸し羊羹で包んだもの。 個人的には綾錦の方が好みだが、職場への土産など、 事務員さんの手を煩わせたくない場合はこちらが良さそう。
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単品注文した栗蒸しようかん。
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栗蒸しようかんは真空包装なので、賞味期限が若干長い。
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カステーラと栗むしようかん。ちなみにこれで一食分(一人前)。 栗むしようかんはしっかり甘く、もっちりホクホク、という食感で美味。 どちらもその気になれば一人一個と一棹いけると思う。
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単品注文したもう一つ、綾錦は高級感溢れる包み紙。
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なかなかお高いパッケージである。 筆入れに再利用したい。
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綾錦は歌子の里と同じく、栗きんとんを蒸し羊羹で包んだものだが、 こちらは棒状になっており、棹菓子と呼ばれるらしい。 上品な甘さの蒸しようかんと、栗100%の香りと舌触りがたまらない。
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純栗きんとん羊かん。栗100%の特別な羊羹なので、箱も特別である。 写真ではよく分からないが、濃い栗色をしている。
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純栗きんとん羊かんは、ねっとりして濃厚かつ上品な栗の香りと風味が口中を満たす。 一人四切れ(半棹)いけるかと思いきや、二切れでギブアップ。 抹茶があれば…と思ったが、庶民なので業スー粉茶しかなかった。 このミスマッチが道楽の醍醐味よ!と開き直ってみるテスト(死語)。
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栗づくし羊かん(小豆)は、やや簡素化されたパッケージであるが、 この価格(1,630円)でこれだけの栗が入っていたら文句は言えまい。 そんじょそこらの栗羊羹とは訳が違いますよ、という産地ならではの豪勢さ。
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これだけ栗が入っているというのに、小豆との調和が取れているのは嬉しい。 栗本来の甘さや香り、ほっこりした食感を残しているのが神がかっている。 今後は他店の栗ようかんを食べられなくなるかもしれない…と思うほどだ。
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松浦軒本店さんの和菓子はどれも美味しい上、胃もたれも起こさなかった。(重要) 菓子箱も立派で高い気品を感じるだけでなく、こちらの品格も試されるような気がする。 「ちょっと特別な目上の方に珍しいものを…」という時におススメのお取り寄せ菓子だ。 個人的には、カステーラ、純栗きんとん羊かん、栗むしようかんはリピートしたい美味しさ。 もちろん今度は迷わずカステーラ5本セットを選ぶ。

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