更新 2024.9.9 13:08閲覧 29477

【節約生活】救荒植物「葛」を食べる【令和の飢饉対策】

大阪の堂島取引所で「コメ指数先物」取引が始まるのに合わせたのか不明だが、令和6年の春から秋にかけて米不足が発生した。 普段から一日一食かつ親露派なので、米がないなら小麦を食べればいいじゃないと生活したものの、8月は野菜まで高騰してきて困った。おまけに恐怖のブラックマンデー超えの2024年8月5日のドル円暴落とその翌々日の暴騰で脳波が散った。 そんな最中にうっかり読んでしまったのが「ダンジョン飯」。センシの調理スキルにメロメロとなり、「よっしゃリアルでもダンジョン飯やってみよう!」と息巻き、野草食いに再び手を出した。前回はスイバとスベリヒユだったが、今回は葛である。 でもって、葛食いを一月ほど続けたところ、鼻詰まりと肌荒れが悪化しないように感じた。マメ科特有のイソフラボン効果だろうか。野草パワー侮りがたし。
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葛の花、白砂糖、水、きれいな瓶と消毒用アルコールを用意する。砂糖は「うお、甘いな」というくらいの量。
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アルコール消毒したガラス瓶に葛の花と白砂糖を入れ、水を注ぐ。
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水を入れて白砂糖を溶かした状態。このまま数日放置する。ときどき瓶を振ると良いでしょう。
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漬け込んで三日目くらい。花の色が抜け、ピンク色のシロップができた。
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葛の花シロップから花を取り除き、お茶パックで漉して細かいゴミやなんかを除去する。
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茶こしにお茶パックを被せて濾す。小さなものが色々とお茶パックにひっかかるが、ここであれこれ考えるのは野暮ってものであるよ。
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いざ実食。葛の花シロップ寒天を作った。
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葛の花寒天と自家製みかんシロップ煮のひんやりデザートのできあがり。ほんのり葡萄のような香りが漂う上品な味であった。
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葛の花シロップをゼリーにすると、やや黄色味が加わり、蓮の花色になる。香りや味に違いは無く、上品なおいしさ。
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続いて天ぷら編。葛の若葉と花、おまけにかぼちゃの花を用意。
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葛の若葉は、黄緑色で柔らかそうなものを選んだ。
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衣をつけて高温でさっと揚げる。葛の若葉は枝豆風味、花は香りが飛んでいた。かぼちゃの花は安定の美味しさ。
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葛の若葉を天ぷらにするとこんなに美味しいなんて。その後、新芽もイケるという情報を得たので試したが、やはり美味しかった。ただし茹でるのはイマイチ。

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