更新 2018.8.24 10:45閲覧 7478

【節約生活】落ち梅の食べ方

6月〜7月にかけて落ち梅を入手した場合の覚書。

落ち梅の下処理

落ち梅には虫がついていることが多いので、基本的に水でよく洗い、鍋に入れて煮る。 冷めたら種を取る。手袋をして手で潰しながら取ると良い。

ジャムを作る

煮沸した後の落ち梅を更に煮込み、適宜砂糖を加えれば、杏色の梅ジャムができあがる。 白砂糖でも黒砂糖でも良いが、保存食なので大量に入れることが肝要。 仕上げに少々塩を加えると甘さが引き締まる。
熱い内に保存ビンに入れて完了。

塩梅ピューレを作る

煮て種を取った梅に塩を加えると、塩梅ピューレになる。
サラダ用のドレッシングや梅風味の和物が簡単にできる上、ご飯に混ぜても美味しい。 写真を撮り忘れたが、自家製マヨネーズを作る際には酢の代わりに使える。

梅干しを作る

落ちたばかりで虫がついていない梅なら、梅干しを作ることも可能。 それほど数多く入手できなければ、梅干し用の器を購入せず、ジップロックを使うと良い。

塩漬け

ジップロックをアルコール消毒し、梅と塩を入れてよく振る。(梅と塩の割合については要検索) 梅の周りに塩がつくような状態(写真左側の袋)になったら、袋を平らに慣らして適当な箱に入れる。 なお、袋のジッパーは上になるよう注意する。 ちなみに写真右側の袋は、しばらく重しをのせて梅酢が出た状態である。
梅を入れた袋の上に不要なカタログ等をのせ、適当な重しをのせる。

土用干し

数週間程度で、梅の水分と塩が合わさった「梅酢」が袋を満たす。 その頃に晴天が続くようなら、100均で売っている干し網を使って梅を干す。(梅酢は瓶に保存しておく) 干す日数は1〜3日。湿度が低く、よく風が通る環境なら1日でも充分。
手前の皿の上は干した梅(白干し梅)、奥の瓶にあるのは干す前の梅。 よく熟した落ち梅の場合、甘さと塩味のバランスが絶妙となり、白干し梅の段階でうっかり食べ過ぎてしまうかもしれないので気をつけよう。

赤紫蘇酢で再度漬け込む

赤紫蘇を入手したら、塩を揉み込んでよく洗うことを繰り返し、アクを抜く。 その後、再びジップロックに梅酢および干した梅と一緒に入れる。
ジップロックの空気を抜き、全体をよく混ぜて保存。 ちなみに、ビニール袋は酸に強いことになってはいるが、半年以上の長期保存を目論む場合は瓶や陶器に移し替えると良い。

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