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更新 2018.9.23 11:56閲覧 30071青紫蘇ジュースの残りの紫蘇で餃子を作る
青紫蘇ジュースを作った残り、つまり「茹でた青紫蘇」を効率よく消費するメニュー第一弾。
手間はかかるものの、茹で青紫蘇の消費量がダントツで且つ旨いのは餃子だったので、作り方を覚書。
余談だが、餃子は皮を手作りした方が安くて旨い。(一度試すと市販の皮を買う気が無くなる)
皮の作り方は難しそうだが、基本的に「少量の水を加えた小麦粉を捏ねる」ものなので、生地がべたついたら粉を足しつつトライするとイイヨ-。
出来上がりの写真はこんな感じ。
青紫蘇の緑色が皮に透けて「緑黄色野菜を摂るぞ」感が満載である。
青紫蘇ジュースを作った際に残った葉の部分。
「紫蘇っぽい香りがする緑黄色野菜」としての機能が残されている。
青紫蘇を冷ましている間に皮を作る。
ボウルに小麦粉を入れ、塩を少々加える。
強力粉又は中力粉が望ましいが、薄力粉でも大丈夫。
粉に水を少しづつ加えながら箸で混ぜる。
画像のような状態になったら、水を加えるのを中止し、手で捏ねる。
必要に応じて粉や水を追加しながら、ベタベタしすぎない程度に捏ね上げる。
捏ね上げたら、ボウルの上に濡れ布巾をかけるか、ボウルをビニール袋に入れて放置。
皮を仕込んでいる間に青紫蘇が冷めることが予想される。
冷めた青紫蘇をしっかりと絞り、みじん切りにする。
ザクザクと切る。
あまり細かいことは考えず、餃子の皮に包める程度の大きさになればOK。
ちなみに、茎は長くない方が食感が良い。
ボウルに挽肉、青紫蘇、他の野菜(今回は大根菜)を入れたら、
小麦粉、塩、胡椒を適宜投入。
小麦粉を入れる理由は野菜と肉を馴染ませるためだが、入れなくても無問題。
箸でよく混ぜる。
小麦粉が入らないと若干まとまりが悪くなるが、気にする必要はない。
綺麗な俎板等に小麦粉を広げ、その上に皮用の生地を置いたら適当に分割する。
分割した生地を更に切り分け、綿棒や手で伸ばして皮を作る。
今回は生地を四分割したのち、それぞれ6〜8等分した。
具体的には、左側の塊を6〜8等分した感じである。
伸ばした皮に肉と野菜の混合物(餡)をのせる。
また、皮を綺麗に丸くする必要は無い。どんな形でも包めば一緒である。
薄力粉で作った場合は、麺棒を使用してもあまり伸びないが、厚目の皮もモチモチして美味しい。
こんな感じで包んでいく。
水分少なめの生地ならば、縁に水をつけて包むが、
手作りの場合、手で圧着すればOK。
名作漫画「ドロヘドロ」に出てくるハングリーバグ特製餃子風にしたければ、
伸ばした生地の上に生の青紫蘇をのせると良い。
青紫蘇の上に餡をのせて包むのがポイント。
餃子作りは時間と空腹との闘いになるので、写真がブレていても気にしてはいけない。
餡を包んだ餃子は、粉をまぶして皿に置く。
時間が経つと皿にくっついてしまうので、底の部分には大目に粉をまぶす。
作り終えたら、熱したフライパンに油を引き、餃子を並べる。
フライパンの上に蓋をして、弱火〜中火で5分程度焼く。
時々フライパンを動かして、全体的に焼き色がつくように心がける。
ある程度焼いたら、水を50〜100ml程度用意して、フライパンに投入する。
水を投入後、凄まじい音と水蒸気が発生するので蓋をする。
蓋をしたまま、中火で3〜5分ほど蒸し焼きにする。
「ジュワワワーッツ!!」という音が「ジュワジュワジュワ」位に落ち着いたら蓋を開け、
焦げないように火加減を調整しながら焼き上げる。
蒸し焼きにする理由は、皮と餡を完全に加熱するためである。
特に皮を手で圧着した襞部分は火が通り辛いので、
底の焦げ目と襞の加熱具合を目視しながら焼くことが肝要。
できあがり。
皮から手作りするとべらぼうに旨い。
そして飲物の如く胃に吸い込まれる。
今回は青紫蘇の香りを活かすために大蒜を入れなかったが、
入れると風味とコクが一段と増す。