2008年に購入したAWD-AQ3000(W)の乾燥機能が使えなくなった。 保証期間は既に終わっており、自腹で修理を依頼すると2〜3万円ほどかかる可能性が高い。 ならばいっそダメ元で分解清掃を試みたところ、なんとかなったので覚書。
2022年9月10日追記。
【C6】というエラーメッセージとヒーターの場所についてご質問を頂いたので、記事の一番下にあるコメント欄にて少し解説しております。
2021年11月28日追記。
前面にある化粧パネルの外し方についてご質問を頂いたので、記事の一番下にあるコメント欄にて少し解説しております。
2021年5月12日追記。
乾燥フィルタとドラムをつなぐジャバラ部分についてご質問を頂いたので、記事の一番下にあるコメント欄にて少し解説しております。
手順
- 背面パネル外し
- 上面パネル外し
- ドア外し
- 前面パネル外し
- 乾燥フィルタ外し+清掃
- ジャバラホース修理
- 乾燥フィルタからの排水用ホース清掃
- 他の場所を点検
- 組み立て
詳細
1.背面パネルを外す
2.上面パネルを外す
上面パネルは背面にネジがある。
また、上に隠しネジもある。
3.ドアを外す
重いので注意
4.前面パネルを外す
まず化粧パネルを外す
次に内側のネジを外す
グレー色の固定金具(?)の横でネジ止めされている。
前面パネルをずらしたところ。 グレー色の固定金具を外さないと乾燥フィルタを掃除できない。
コンパネのコネクタを外す
5.乾燥フィルタを外す
これが乾燥フィルタの全景だ!
乾燥フィルタの上蓋を外したところ。(背面から撮影)
丸で囲んだ部分のネジを外し、フィルタの中にある仕切りを外す。
※グロ画像注意
埃がグロい状態に溜まっていた。
上から
横から
下から
乾燥フィルタの下にある黒いジャバラにも埃がびっちり詰まっていた。
ジャバラを外したところにも溜まっていた
掃除後。綺麗になった
フィルタとモーターの隙間を埋めるスポンジがヘタっていたので、ゴムを敷いてから組み立てた。
6.ドラムと乾燥フィルタをつなぐジャバラホースの清掃
この部分
亀裂が入っていた。乾燥できなくなった原因であろう。
ジャバラホース止め金具
ジャバラホースの下部分を外したところ。ドラムとの連結部分。 ここが吸気口になっているようだ。
止め金具を固定するらしいネジがあるが、機能していないような気がする。
7.乾燥フィルタと排水フィルタをつなぐホースにも埃が溜まっていたので掃除。
奥まっているので見づらいがここ。
アップ画像
8.他の場所も点検
ドラムの下にはパイプやホースがいっぱい。 詰まっていそうなところで、手が届くなら外して調べると良いかも。
9.組み立てて完成。
なんとか動いた。
10.蛇足
この記事の初稿は2014年なのだが、その後も年に1〜2回程度の分解掃除を続けた結果、2018年現在でも現役である。
11.蛇足2
2020年秋まで現役だったが、定額給付金という悪魔の囁きに負けて新しい洗濯機を購入した。 後悔はしていないが、AQUAは非常に優秀だったと今でも懐かしく思う。
はじめまして、こんにちは。 同じ機種の故障でこちらへたどりつきました。 丁寧な説明で、勉強になります。 こちらの故障が エラー表示【C6】で説明書に記載がなく、メーカーへ電話したら、交換部品等の在庫は、ありませんと回答で、新しい機器の購入してくださいとのことでした。業者から、聞くと、ヒーター関連だと、返事でした。 ヒーターはどのあたりに、あるか、ご教示頂けると助かります。